【ガルバノス】”The World Fire”, One of the Garubanosu Power Nine
やあ、みんな!
PPTQも終わってスタンダードも一区切りついた今こそガルバノスのシーズンだ!
え?GP京都に向けてレガシーの練習だって?ガルバノスもレガシーみたいなもんやろ(適当)

それはそれとして、今回はガルバノスパワーナインの4つ目の紹介だ。文才のかけらもない僕にとってはこんな拙い文章を書くのも中々に骨が折れる作業だ。でもまあ、需要があろうとなかろうと最後まで書き切ることが大切だってグランマも言ってたから何とか投げ出さないように頑張るよ。

■ENDLESS WALTZ
ガルバノスのデッキは大きく分けて2つの要素で成り立っている。
1つはガルバノスのデッキ構成において最も大きい割合(50~60%)を占めているクリーチャーカード。
もう1つはそのクリーチャー達を根絶やしにするリセットカードだ。その割合は約25%、つまり4ドローに1度場が更地になる計算だが、超強力パーマネントがひしめくガルバノスにおいてはこのくらいの頻度でないとたちまちカオスな場が出来上がってしまう。
以下の一節はガルバノスというフォーマットを最も端的に表したものとして有名だ。
例えるなら、ガルバノスというフォーマットは終わらないワルツのようなものです。
ドロー、クリーチャーキャスト、返しの全体除去の三拍子がいつまでも続く…。
『新ミラディン戦記ガルヴァノス ~ENDLESS WALTZ~』より


■"The World Fire", the king of Mass Destruction Cards.
一言に全体除去といっても、《神の怒り/Wrath of God》といった対クリーチャー専門のものから《次元の浄化/Planar Cleansing(M10)》のようにクリーチャー以外もカバーできるもの、さらに言えば確定除去や条件付き除去といったようにその種類は多岐にわたる。
そんな中で1枚だけ、他を圧倒する力を持つ全体除去の王が存在する。

"The World Fire", 世界火。

全ては無に帰り、全ては"1"より始まる。

■Kill ’Em ALL
初出はM13の神話レア枠で、その豪快すぎる効果は当時のプレイヤー達に衝撃をもって迎えられた。
ガルバノスにおいてもその圧倒的なカードパワーは健在だ。何しろガルバノスにはカウンターやブリンクといった小賢しい手段はほぼ無いため、一度世界火が灯ったら最後、それまでの積み重ねは全て無に帰し、全てのプレイヤーは同じ舞台に立つことになる。残ライフ1という土壇場だ。
特にゲーム開始直後のドローで世界火がめくれる 『開幕世界火』は、一度は体験してもらいたいビッグアクションの内の1つだ。

ちなみに、この世界火に対抗できる数少ないカードとして以下の3枚のカードが存在する。ただどれもタイミングを選ぶうえ、無傷とはいかないが...

《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》...予めクリーチャーを隠しておけば世界火の後の展開が圧倒的に有利。
《うねる塔甲羅/Meandering Towershell(KTK)》...世界火の発動を予測してゲーム外に追放させておけば、戻ってきた時に人が1人死ぬ。
《ケルゥの呪文奪い/Kheru Spellsnatcher(KTK)》...ガルバノス唯一のカウンターカード。核兵器のスイッチを握った政治家気分が味わえる。

いかがだっただろうか?
一見滅茶苦茶なカードに思えるかもしれないが、カオスな試合状況を完璧にクリアできる唯一のカードなのでガルバノスの環境保全の一端を担っていると言っても過言ではない。『困ったら世界火』という格言もあることだしね。


さて、次回は"The World Fire"によって崩壊した世界で繰り広げられる悪魔達の大祭、"The Festival"の紹介だ。お楽しみに!

コメント

ガル・バノス
2015年2月27日14:04

最終問題!
正解すれは百万点!
に近いものを感じますよね。

きたへふ
2015年2月28日19:16

分かる

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